リスト式応答設定の作成方法・概念をこのページで解説しています。
リスト式応答設定の詳細な設定をしたいときはこちらをご確認ください。
リスト式応答設定でできること
リスト選択式の回答シナリオの設定が可能です。
シナリオ型やルールベース型とも呼ばれるチャットボットのタイプで、
エンドユーザーが選択する質問に対して、あらかじめ設定されたシナリオに従って回答を返すことができます。
WEBサイトの利用方法FAQ
よくある質問FAQ
アンケート回答
など、様々な利用シーンでご活用いただけます。
シナリオ階層について
シナリオ型チャットボットの場合の1番大切なポイントは、
「エンドユーザーが独力で目当ての回答を探せること」です。
そのため、エンドユーザーが回答を探しやすいよう、シナリオ階層を用意し、
選択肢によって回答の対象範囲を狭めていくことでエンドユーザーの自己解決を目指します。
例)シナリオ階層
上記のシナリオ階層を採用すると、下記のように管理画面で設定が可能です。
Tips
構築のコツは、カテゴリ分けを行うことです。
カテゴリ分けの目的は、エンドユーザーが求める質問を探しやすくすることであり、
大カテゴリ、中カテゴリ、小カテゴリ…と、階層分岐して作っていくと、まとまりやすくなります。
トピック全表示の自動投稿文について
トピック全表示の自動投稿文は、エンドユーザーがチャットボタンクリック後に
チャット画面に投稿されるテキストタイプのメッセージです。
トピック選択肢の説明文などエンドユーザーにお知らせしたいことを投稿することができます。
トピック全表示の自動投稿文は任意設定項目となりますが、設定しない場合はトピック選択肢のみ表示されます。
エンドユーザーが何を選択すれば良いか混乱する可能性があるので、こちらを設定いただくことを
推奨いたします。
設定できる回答の種類について
WhatYaのリスト式応答で設定できる回答形式は2つです。
「トピック選択肢」と「エンドトピック」となります。
また、そのすべてのメッセージタイプはリストとテキストでチャット画面に表示されます。
※多くのメッセージタイプを利用してチャットの回答の幅を広げたい方は、AIチャットボットへの接続が必要になりますので、WhatYaヘルプセンターもしくは弊社営業担当にご相談ください。
トピック選択肢について
「トピック選択肢」は選択肢を表示し、その階層より1つ下の階層の「トピック選択肢」や「エンドトピック」を表示します。
WhatYa管理画面で上記のようにトピック選択肢を設定した場合、エンドユーザーのチャット画面では
下記のようにトピック選択肢が表示されます。
エンドトピックについて
「エンドトピック」は『エンドトピック選択肢』を選択肢として表示し、クリックすると対になる『エンドトピックの回答』を表示します。
WhatYa管理画面で上記のようにエンドトピックを設定した場合、エンドユーザーのチャット画面では
下記のようにエンドトピックが表示されます。
リビジョンについて
保存した各設定のことを「リビジョン」と呼びます。
基本操作の流れ
リスト式応答設定は以下の流れで設定を行います。
次に各フローごとに手順をご紹介します。
新規作成方法
リスト式応答設定 画面の右上の「新しく設定をはじめる」ボタンをクリックすると新しいリビジョンが
作成されます。
以下、リビジョンを新規作成してリスト式応答設定を行う手順となります。
リスト式応答設定 > 「新しく設定をはじめる」ボタン をクリック
編集画面に遷移しましたら、「トピックの追加」ボタンをクリック
「トピック選択肢」か「エンドトピック」のいずれかのタイプを選択
トピック選択肢を選択した場合
選択肢を入力し、「確定」ボタンをクリック
エンドトピックを選択した場合
エンドトピックは、テキスト、画像、イメージカード、YouTube、オペレーターへ接続の中から
メッセージタイプを選択することができます。
メッセージタイプ:テキストを選択した場合
1️⃣ 選択肢と2️⃣ 回答を入力し、「確定」ボタンをクリック
1️⃣ | 選択肢 | 設定した文言は選択肢として表示されます |
2️⃣ | 回答 | 設定した文言は選択肢を押下後、ボットの回答として表示されます |
メッセージタイプ:画像を選択した場合
1️⃣ 選択肢、2️⃣ 回答、3️⃣ 画像URL、4️⃣ 代替テキストを入力し、「確定」ボタンをクリック
1️⃣ | 選択肢 | 設定した文言は選択肢として表示されます |
2️⃣ | 回答 | 設定した文言は選択肢を押下後、ボットの回答として表示されます |
3️⃣ | 画像URL | 指定したURLの画像が表示されます |
4️⃣ | 代替テキスト | 画像が表示されない場合の代替テキストとして表示されます |
メッセージタイプ:イメージカードを選択した場合
1️⃣ 選択肢、2️⃣ 回答、3️⃣ 画像URL、4️⃣ 画像テキスト、5️⃣ 遷移先、6️⃣ 遷移先URLを入力し、「確定」ボタンをクリック
1️⃣ | 選択肢 | 設定した文言は選択肢として表示されます |
2️⃣ | 回答 | 設定した文言は選択肢を押下後、ボットの回答として表示されます |
3️⃣ | 画像URL | 指定したURLの画像が表示されます |
4️⃣ | 画像テキスト | 設定した文言は画像の下に表示されます |
5️⃣ | 遷移先 | 設定した文言はアンカーテキストとして表示されます |
6️⃣ | 遷移先URL | リンククリック後、指定したURLのページに遷移します |
メッセージタイプ:YouTubeを選択した場合
1️⃣ 選択肢、2️⃣ 回答、3️⃣ Video ID、4️⃣ 自動再生を入力し、「確定」ボタンをクリック
1️⃣ | 選択肢 | 設定した文言は選択肢として表示されます |
2️⃣ | 回答 | 設定した文言は選択肢を押下後、ボットの回答として表示されます |
3️⃣ | Video ID | 設定したYouTube動画IDの動画を再生することができます |
4️⃣ | 自動再生 | チェックを入れた場合、YouTube動画が自動再生されます |
メッセージタイプ:オペレーターへ接続を選択した場合
1️⃣ 選択肢を入力し、「確定」ボタンをクリック
1️⃣ | 選択肢 | 設定した文言は選択肢として表示されます |
※「トピック」/「エンドトピック」は複数作成が可能です。用途に応じて必要な数の「トピック」/「エンドトピック」を作成ください。
※下層にトピック追加(手順3でトピックを選択した場合)
階層構造にする場合は、「トピック」を作成後、下層にトピックを追加します。
作成したトピックの右側にあるハンバーガーメニュー(「≡」のアイコン)をクリック
「下層にトピック追加」をクリック
「トピック」か「エンドトピック」のいずれかのタイプを選択し、入力欄に必要事項入力後、
「確定」ボタンをクリック
※「トピック」/「FAQ」は複数作成が可能です。用途に応じて必要な数の「カテゴリ」/「FAQ」を作成ください。
新規作成時のトピック全表示の扱いについて
トピック全表示の自動投稿文を表示させる場合は以下の手順で設定してください。
トピック全表示の右側にあるハンバーガーメニュー(「≡」のアイコン)をクリック
「編集」をクリック
任意のコメントを入力し、「確定」ボタンをクリック
トピック全表示の自動投稿文が設定完了すると、トピック全表示に設定した自動投稿文が表示されます
新規作成時の開始地点について
作成したトピックに開始地点を設定する場合は以下の手順で設定してください。
「開始地点の追加」ボタンをクリック
以下項目を入力/チェックし、「確定」ボタンをクリック
・開始地点の名前
・この開始地点の自動投稿文
・この開始地点がついているトピック選択肢全体を独立させる
・トピックの作成
開始地点を設定するトピックの右側にあるハンバーガーメニュー(「≡」のアイコン)をクリック
「編集」をクリック
開始地点のプルダウンをクリック
作成した開始地点を選択し、「確定」ボタンをクリック
トピックに開始地点が設定完了すると、トピックに開始地点名のタグが表示されます
リビジョンの保存方法
一通り設定完了後、「保存」ボタンをクリックするとリビジョンの設定が保存されます。
設定し終わった後、「保存」ボタンをクリック
「保存」ボタンをクリック後、任意のコメントを入力し、「確定」ボタンをクリック
以上でリビジョンの設定が完了となります。
リビジョンの設定完了後、保存済み一覧の一番上に編集済みのリビジョンが表示されます。
本番環境反映方法
保存したリビジョンを本番環境に反映します。
リスト式応答設定 > 保存済み一覧の中から、本番環境に反映するリビジョン をクリック
「本番環境に反映」ボタンをクリック
「本番環境に反映」ボタンをクリック後、任意のコメントを入力し、「確定」ボタンをクリック
以上でリビジョンの設定が完了となります。
画面右下に「環境への反映が完了しました」というダイアログが表示され、適用中に本番環境反映済みのリビジョンが表示されます。
以上で、本番環境への反映が完了となります。
チャットボタン設定と開始地点を紐づける
※リスト式応答設定で本番環境に反映したリビジョンは、チャットボタン側のボタン設定で
リスト式応答設定の開始地点を選択しない場合は、本番環境に反映されません。
エンドユーザーがチャットボタンをクリック後に、自動的にリスト式応答設定をスタートさせるために
チャットボタン側の設定をご紹介します。
※前提:こちらは、すでにチャットボタン設定が完了している方に向けた手順となります。
チャットボタン設定を新規で作成する場合の手順はこちらをご確認ください。
チャットボタン設定 > 保存済み一覧の中から 設定するリビジョンをクリック
「編集」ボタンをクリック
編集画面に遷移しましたら、リスト式応答設定を反映したいボタン設定をクリック
リスト式応答設定の開始地点のプルダウンをクリック
ボタン設定と紐づけたい開始地点を選択し、「保存」ボタンをクリック
「保存」ボタンをクリック後、任意のコメントを入力し、「確定」ボタンをクリック
画面右下に「保存されました」というダイアログが表示されると、チャットボタン側の設定が
完了となります。
ボタン設定完了後、テスト環境、本番環境への反映を行ってください。
※テスト環境、本番環境への反映の手順は割愛させていただきます。
レビュー画面での動作確認方法
レビュー画面での動作確認は、チャットボタン設定側のボタン設定に影響されます。
レビュー画面での動作確認の前に、以下をご確認ください。
レビュー画面のチャット画面に反映される条件
ボタン設定のリスト式応答設定の開始地点を設定していること
レビュー画面にチャットボタンが表示されていること(表示される条件が入っていること)
レビュー画面にチャットボタンが表示されないケース(※一例)
ボタン有効化条件のドメインに「レビュー環境のドメイン」が追加されていない
ボタン有効化条件のドメインに「本番環境のドメイン」のみ追加されている
以下、本番環境に反映したリビジョンをレビュー画面で動作確認する手順です。
リスト式応答設定 > 適用中のリビジョン右側の「Main」ボタンをクリック
レビュー画面に遷移後、チャットボタンをクリックすると
設定したリスト式応答設定を確認いただけます。
設定の編集方法
保存済みのリビジョンを編集する場合は、以下の手順となります。
リスト式応答設定 > 保存済み一覧の中から、編集したいリビジョンをクリック
「編集」ボタンをクリック
「編集」ボタンクリック後、編集画面に遷移
編集が完了しましたら、「保存」ボタンをクリック
「保存」ボタンをクリック後、任意のコメントを入力し、「確定」ボタンをクリック
以上で編集完了となります。
編集完了後、保存済み一覧の一番上に編集済みのリビジョンが表示されます。
適用中(本番環境反映中)のリビジョンを編集することはできません。
適用中のリビジョンを編集したい場合は、保存済み一覧の適用中のリビジョンから編集を行ってください。
※編集完了後、再度本番環境に反映したい場合は本番環境反映の手順を行ってください。
過去の設定の復元方法
リスト式応答設定 > 適用履歴一覧から、過去に本番反映したリビジョン一覧をご確認いただけます。
過去に本番反映したリビジョンを再度本番反映する手順は以下です。
リスト式応答設定 > 適用履歴一覧 から再度本番反映したいリビジョンをクリック
「この設定を復元」をクリック
「この設定を復元」ボタンをクリック後、任意のコメントを入力し、「確定」ボタンをクリック
以上で編集完了となります。
画面右下に「環境への反映が完了しました」というダイアログが表示され、適用中に本番環境反映済みのリビジョンが表示されます。
以上で、本番環境への反映が完了となります。
既存の設定をコピーする方法
保存済みのリビジョンの設定をコピーして、新しいリビジョンを作成することができます。
リスト式応答設定 > 保存済み一覧の中から、コピーするリビジョンをクリック
「コピーして作成」ボタンをクリック
「コピーして作成」ボタンをクリック後、任意のコメントを入力し、「確定」ボタンをクリック
以上で編集完了となります。編集画面に遷移しましたら、必要に応じてリビジョンを編集し「保存」ボタンをクリック
「保存」ボタンをクリック後、任意のコメントを入力し、「確定」ボタンをクリック
以上で設定完了となります。
※リビジョンの設定完了後、保存済み一覧の一番上にコピーして作成したリビジョンが表示されます。
リビジョン削除の方法
保存済み一覧のリビジョンを削除する手順は以下です。
リスト式応答設定 > 保存済み一覧の中から、削除したいリビジョン をクリック
「この設定を削除」ボタンをクリック
該当のリビジョンを削除する場合は「はい」をクリック
※削除をやめる場合は「いいえ」をクリックすると、削除がキャンセルされます。
画面右下に「削除しました」というダイアログが表示されると、リビジョンの削除が完了となります。
適用中(本番環境反映中)のリビジョンを削除することはできません。
適用中のリビジョンを削除したい場合は、保存済み一覧の適用中のリビジョンから削除をしてください。
設定のエクスポートとインポート
リスト式応答設定では、設定のインポート・エクスポートに対応しております。
設定済みのリビジョンをJSON形式のファイルでエクスポートでき、
エクスポートしたJSON形式のファイルをインポートすることで、既存の設定を効率的に設定することができます。
以下に、設定のエクスポートとインポートの手順をご紹介します。
エクスポートの手順
リスト式応答設定 > エクスポートしたいリビジョンをクリック
「設定をエクスポート」ボタンをクリック
画面右下に「ファイルのエクスポートが完了しました」というダイアログが表示されると、
JSON形式のファイルがダウンロードされ、ファイルのエクスポートが完了となります。
インポートの手順
リスト式応答設定 > 「設定をインポート」ボタン をクリック
エクスポートしたJSON形式のファイルをクリックしてファイル選択、
もしくは、水色点線枠内にファイルをドロップファイルがアップロードされたことを確認し、「確定」ボタンをクリック
任意のコメントを入力し、「確定」ボタンをクリック
以上でインポート完了となります。